活動内容
都道府県と地方支部間による災害協定締結推進や水産庁との連携による災害時の緊急支援体制の構築
近年、台風等の巨大化により各地の漁業地域において水害や流木等による災害が発生しており、地域に精通した漁港建設業は、「自然災害発生時の迅速な応急・復旧支援(漁港における航路・泊地等の啓開や倒壊した漁港施設等の復旧等)」、「事前防災準備(行政との災害協定の締結推進や相互支援体制の構築等)」 に加え、「漁港施設や漁村の生活インフラ等の日常的な点検・管理」など地域の守り手として、大きな貢献を果たしています。
全国の漁港漁村では、このように激甚化する自然災害からの地域の守り手として、また、地域社会の維持・活性化などの面において、漁港建設業が必要不可欠なサービス機能を担うエッセンシャルワーカーとして大変重要な役割を果たしています。
当協会では、自然災害発生時の迅速な応急・復旧支援ができるよう、都道府県と地方支部間による災害協定締結を推進しています。
また、大規模災害時においては、地方支部の緊急災害対応の状況や国による支援制度等、協会本部と水産庁とで情報共有を図るとともに、被災地の支部が人員、作業船、重機及び資機材の調達が困難な場合は、被災地周辺の支部に資機材等の調達を要請する体制を構築しています。