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第2回運用指針に関するアンケートについて

平成26年6月4日に公布、施行された改正品確法に基づき運用指針(平成27年1月31日)が定められた。改正品確法では、適正な利潤が確保できる適正な予定価格の設定、不調、不落等の場合における見積もりの徴収、低入札価格調査基準や最低制限価格の設定、計画的な発注、適正な工期設定、適切な設計変更が発注者の責務として明確化されました。そして、法改正の理念を現場で実現するために国、地方公共団体の発注者共通の運用指針を策定することとされています。平成28年5月よりWEB上で回収しました「運用指針の運用状況に関するアンケート」の結果を公表します。

その運用指針は、発注者共通の指針として、平成27年1月31日に策定されたものです。その内容は必ず実施すべき事項と実施に努める事項に分けることができ、改正品確法で定められた発注者の責務を具体的に体系的に取りまとめたものです。

運用指針(発注関係事務の運用に関する指針)は以下よりダウンロードできます。

運用指針ダウンロード

改正品確法は、罰則規定のない法律です。従って、発注者にこの法律を遵守していただく強制的な手段を持たない我々受注者は常にこの改正品確法の運用指針が適正に運用されているかどうかモニターを行い、その結果をもって、発注者に適正運用の要請を行う必要があります。

そのようなことから、(一社)全日本漁港建設協会では、年に2回の運用指針の適用に関するアンケートを協会支部単位で、インターネットにより自動集計で、行うことにしました。そして、その結果を取りまとめ公開し、水産庁をはじめ関係諸官庁に報告することにしました。

アンケート内容は以下よりダウンロードできます。

アンケートダウンロード

本アンケートに関するお問い合わせ

一般社団法人 全日本漁港建設協会(森田、田原、近藤)

 TEL : 03-6661-1155

 E-mail : a.kondo@zengyoken.jp



アンケート結果

アンケート実施期間は平成28年5月9日~24日です。

有効回答数は20件です。

アンケートにお答えする都道県支部についての質問


 回答していただいた支部会員が行っている主な事業(複数回答可)


A1 : 直轄漁場造成事業
A2 : 北海道開発局漁港事業
A3 : 都道府県営事業
A4 : 市町村営事業

運用指針の項目ごとの運用に関する問い


 1. 工事発注準備段階

   (ア) 発注者は、工事の性格等に応じた入札契約方式の選択をしていますか?


   (イ) 発注者は、工事の計画的な発注をしていますか?

していない理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 自然条件を無視
A2 : 漁業の盛漁あるいは閉漁期などの条件
A3 : その他
その他の内容(自由回答)
・現在は、景気対策として上半期に発注を集中しているが、請負者の人員・機会・手持ち資材を考えれば、平準化し1年間切れ目のない発注が品質の向上に繋がると想う。

   (ウ) 現場の施工条件等を踏まえた設計となっていますか?

なっていない理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 自然条件
A2 : 地形地理条件
A3 : 関係機関との調整
A4 : 漁業者等の合意
A5 : 用地確保
A6 : 法定手続き
A7 : その他
その他の内容(自由回答)
・現場条件

   (エ) 適正な予定価格が組まれていますか?

確保出来ない価格である理由(複数回答可)

A1 : 労務
A2 : 資材
A3 : 船舶の損料
A4 : 施工法が実態と異なる
A5 : 回航費が適正でない
A6 : 適正な工期が確保されていない
A7 : 最新の積算基準が適用されていない
A8 : その他
その他の内容(自由回答)
・機能保全工事等の小規模工事について利潤が確保出来ないため、単価・歩掛に見積りを積極的に採用してほしいと要望しているが、県当局からは老朽化対策は喫緊の課題であるが県だけによる対応には限界があるとして,利

   (オ) 歩切りは行われていますか?


   (カ) 発注者は、発注や施工時期等の平準化をしていますか?


   (キ) 国、県、市町村の発注者間で連携協議して、発注見通しを地区単位で統合して公表していますか?


   (ク) 発注者は、発注や施工時期の平準化のために諸制度が活用されているかどうかをお聞きします。

① 発注の平準化のために債務負担行為の積極的な活用をしていますか?

② 発注者は、発注の平準化のため、年度当初からの予算執行の工夫をしていますか?

している内容は?(自由回答)
・していると思う
・海上作業日が確保できるよう早期発注
・金額のみ、中身の施工時期は、無視
・ゼロ国債、繰越
・上半期発注率目標の設定
・工期末が年度末に集中しないよう設定
・早着・準早着発注
・上半期の発注率を上げている。
・補正予算などの利用

③ 発注者は、工期の余裕期間の設定をしていますか?

設定している期間は?(自由回答)
・していると思う
・海上作業における休止日を考慮
・工事許可申請期間1ヶ月
・準備期間として最大90日
・海事工事の標準工期で設定している。
・余裕の設計算出となっているが、実際には冬期間稼働率が低下するため余裕期間がない状態となってしまう。

④ 工期には、週休二日が勘案された工期となっていますか?

 2. 入札契約段階

   (ア) 競争参加者の技術審査等が適切に行われているかどうかについてお聞きします。

① 社会貢献などの適切な競争参加資格の設定がなされていますか?
「はい」の理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 災害応急対応
A2 : 除雪等
A3 : パトロール
A4 : 地域精通

② 施工実績を参加資格に設定していますか?

③ 必要に応じた施工実績の緩和がなされていますか?
「はい」の理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 若手技術者
A2 : 女性技術者
A3 : 災害時の工事実施体制

④ 災害時の工事実施体制(災害協定)が業者選定に活用されていますか?

   (イ) 低入札価格調査や、予定価格の事後公表についてお聞きします。

① 低入札価格調査基準が設定・活用されていますか?

「はい(その他)」の内容(自由回答)
・低入はない。
・必要とされる発注はない

② 最低制限価格は設定されていますか?

「はい(その他)」の内容(自由回答)
回答なし

③ 予定価格は事後に公表しますか?

④ 工事の入札申し込み書類の不備については、失格になるなど徹底していますか?

   (ウ) 工事の性格等に応じた技術提案の評価内容の設定は行われているかどうかについてお聞きします。

① 技術提案型の発注はありましたか?
「はい」の理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 高度な技術を求めるため
A2 : 一般的な工事で施工上配慮すべき、品質管理の方法等を求めるため
A3 : その他
その他の内容(自由回答)
・施工能力評価型

② 技術提案が求められた場合、次のことに配慮されていましたか?(複数回答可)

A1 : 事務負担への配慮がなされていた
A2 : オーバースペックは評価しない
A3 : 評価の内容が公表されている
A4 : その他
その他の内容(自由回答)
・施工能力評価型につき提案無し
・どの内容が評価されたか分からない
・評価しない提案を公表していない
・該当なし

   (エ) 競争参加者の施工能力の評価項目の設定等についてお聞きします。

① 発注者は適切な評価項目の設定をしていますか?(複数回答可)

A1 : 施工実績
A2 : 災害時の工事実施体制の確保(災害協定)
A3 : 近隣地域での工事実績
A4 : 地域の精通度
A5 : 技能労働者の資格(水産工学技士)
A6 : その他
その他の内容(自由回答)
回答なし

② 発注者は、入札参加で、競争参加者の負担を軽減しましたか?
「はい」と回答した方に伺います。どのような方法で負担軽減しましたか?(複数回答可)

A1 : 一括審査方式の採用をした
A2 : 施工能力評価型総合評価落札方式を採用した
A3 : その他
その他の内容(自由回答)
・評価方法を下位のランクで実施した。
・簡易評価型

   (オ) 発注者の不調・不落時の見積もり活用についてお聞きします。

① 発注者は、見積もりを活用して積算内容を見直しましたか?

② 再入札時に、設計図書に基づく数量、施工条件、工期などを見直しましたか?

③ 随意契約(不落随意)はありましたか?

 3. 工事施工段階

    (ア) 設計条件の変化等に応じた適切な設計変更についてお聞きします。

① 発注者は、施工条件及び現場の状況が発注時と一致しない時、設計変更をしましたか?
「はい」と回答した方に伺います。
適切な請負代金の変更はありましたか?
適切な工期の変更はありましたか?

    (イ) 施工現場における労働環境の改善についてお聞きします。

① 発注者は、元請け業者への資金調達の円滑化をしましたか?
「はい」の理由はなんですか?(複数回答可)

A1 : 前払金の運用
A2 : 中間前払金
A3 : 出来高部分払制度
A4 : 下請けセーフネット債務保証事業
A5 : 地域建設業経営強化融資制度

   (ウ) 発注者との情報共有、協議の迅速化などについてお聞きします。

① 発注者は、見積もりを活用して積算内容を見直しましたか?

② 発注者は、施工業者からの協議について速やかに適切な回答がありましたか?

回答時間は?(自由回答)
・していると思う
・24時間以内
・24h
・3日程度
・内容により適宜
・ワンデーレスポンスが原則。遅い場合もある。
・内容により異なる
・1日程度
・概ね24時間以内
・基本は、ワンデーレスポンス(難題なものは遅れる傾向にあります。)

③ 発注者は、国、県、市町村として、設計変更について、手続き、工事中止、そのための書類の指針(ガイドライン)を策定しましたか?

 4. 完成後

   (ア) 適切な技術検査・工事成績評定等についてお聞きします。

① 技術検査について書面により指示されていましたか?

② 工事成績評定の下となる要領や設計基準がありましたか?

 5. 公共工事の品質確保とその担い手の中長期的な育成・確保に資する入札契約方式の活用の例

   (ア) 地域おける社会資本の支える企業を確保する方式についてお聞きします。

① 漁港災害時の工事実施体制確保(災害協定)を考慮した発注方式は有りましたか?

② 地域の精通度を考慮した発注方式は有りましたか?

③ 複数年、包括発注、共同受注等を考慮した地域維持型契約方式は有りましたか?

   (イ) 若手や女性などの技術者の登用を促す方式についてお聞きします。

① 若手や女性技術者の登用を考慮した施工実績の要件緩和は有りましたか?

② 若手や女性の登用を配慮した適切な評価項目の設定は有りましたか?

   (ウ) 維持管理の技術的課題に対応した方式についてお聞きします。

① 補修工事に設計段階から施工者の関与は有りましたか?

② 補修設計を実施した者の工事段階での関与は有りましたか?

③ 施工と維持管理の一体的発注は有りましたか?