漁港建設業は、漁港漁場漁村の発展とともに、災害対応などの地域への貢献、資源対策など漁業への貢献、地域の経済活動への貢献、国土の保全と形成への貢献など自他ともに認める社会的責任と義務に希望と誇りを持って活動してきました。
この希望と誇りをもって将来にわたり社会的貢献を果たすため、漁港建設業が抱える課題を様々な角度から分析し、国及び地域社会に貢献する漁港建設業の理念と将来のあるべき姿を描き、その実現と持続的発展のためにとるべき方策をビジョンとして取りまとめたものです。
漁港漁場漁村の建設を担っている漁港建設業は、現在まで誇りを持って企業活動を行って来ました。 なぜなら、我が国の海岸線3万㎞に位置する2,909の漁港を、我が国の200海里経済水域447万㎢の漁業を主とした有効な活用活動拠点として建設してきたからです。
さらに、これからの漁港建設業の企業活動にも希望と誇りを持っています。 その希望と誇りは、本来の漁港建設とともに、災害対策などの地域貢献、資源対策などの漁業への貢献、地域の経済への貢献及び国土の保全と形成への貢献といった、自他ともに認める社会的責任と義務に源を発します。
これら漁港建設業の希望と誇り及び貢献を維持していくためには、適切な漁港関係事業が維持されること、新しい事業分野を持つ長期計画、適切な利潤を確保出来る入札契約制度及び新しい漁港建設技術の開発の四つの条件が揃わなければなりません。
本漁港建設業の将来ビジョンは、漁港建設業が果たす役割を示し、将来ともこれら役割を担っていくために必要な四つの条件を示したものです。
新しい「漁港建設業の将来ビジョン」について、広く意見を募集いたします。
現ビジョンの概要や見直しの必要性、新ビジョンの検討内容等についてまとめた第2回漁港建設業将来ビジョン策定委員会 資料-3 新漁港建設業の将来ビジョン(素案)[PDF:5.0MB] をご参考いただき、下記意見票またはメール本文にてご意見をお寄せください。